このたびはうつのみや童話の会賞で、最優秀賞をいただくことになり、とてもうれしいです。選んで頂いた、うつのみや童話の会の皆さまに感謝するとともに、会の益々のご発展をお祈りいたします。
私はなにぶん長らく書いてまいりましたが、公募に出すこともあまりなく、当然賞などからはほど遠く、もちろん出版もしておりません。
それでも続けられたのは、季節風にお世話になっているのと、厳しくも温かく指導くださる先生方や先輩の方々、励ましあえる仲間がいたからです。
今回、枚数が少ない公募なので、思い切ってチャレンジさせて頂きました。
作品では、買って欲しい物があると店で駄々をこねて泣いたりいじをはる孫の(親は叱っていますが、孫となれば個性と面白がれます)様子を、写真をとるようにシャッターチャンスを狙い、その瞬間を書いて創作の中に入れました。
そして光栄なる授賞式に出席させて頂きました。未来賞という子どもたちの受賞もありました。受賞の言葉では、私はまい上っていましたが、子どもたちは「来年に向けて書いています」「書きたいことがたくさんあります」「書くことが楽しすぎます」など、生き生きして頼もしかったです。まさしく未来です。
あらためて、子どもたちと関わる児童文学の未来は明るいと感じました。
私は今、とても元気ですが、大きな病気を経験したことがあります。
こうして日々を健康に生きていることを喜び、これからも未来に向かって書いていきたいです。
そして、いつか出版をという夢をもって。