受賞のことば

まだらめ 三保

 詩を書き始めて一年足らず。この二つの受賞は喜びよりも驚きの方が大きかったです。アメリカ暮らしで特に詩のグループにも入っておらず、公募に応募したこともなく、昨秋オンラインで「何処か面白そうなグループないかなぁ」と探していて偶然見つけた二つの賞。応募はしましたが「どうせ受賞する筈ないから今後は詩作の時は筆名で行こう」と、今年になって投稿し始めた詩の雑誌「ココア共和国」と現代詩人会ではメンデルソン三保と名乗っています(お陰様で今のところココアでは投稿詩を毎月傑作集に、現代では第28期(1〜3月)の佳作に選んでいただいています)。それが「まだらめ三保」で受賞。3月の朝5時半にメールで知った時は「一大事!」と夫を揺り起こしました!

 詩人会議新人賞佳作に入選した作品「亜熱帯の少女」(行数制限のため改稿してあります)は「季節風」にも載せていただいたもので、まさに季節風が吹いて「元少女」の私の方へ運んできてくれた賞です。この風に乗ってボケないうちに小さな詩集を出せればと思っています。大人の詩集の九十パーセント以上は自費出版だそうなので「好きな時に好き勝手にまだらめ流で」のつもりです。いつも批評してくださり、とても励みになり、感謝しております。ありがとうございました。

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